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2009年10月 糖尿病とインフルエンザ
今冬流行すると予想されている新型インフルエンザは
大部分の人が抗体を持ってないので感染が広がりやすく、
糖尿病のある人などは重症になりやすいと言われています。
血糖値が高い人は抗体を作る免疫反応が弱く、
インフルエンザにかかると、症状が長引き、
肺炎などを併発しやすいといわれており、
また、インフルエンザにかかると、たとえ食事をたべなくても
血糖が上昇しやすくなり、脱水状態になりやすい
などの理由で重症化しやすいのです。
ですから、糖尿病の人は日ごろから血糖のコントロールを
良好に保っておくことが大切なのです。
糖尿病の人の中でも 血糖のコントロールが良くない人(HbA1cが高い人)
糖尿病の合併症が進行している人、高齢の人などは特に注意が必要です。
糖尿病の人のインフルエンザの予防対策は特別なものはなく、
外出後の手洗い、うがい、外出時のマスク着用などです。
新型インフルエンザのワクチン接種の時期は現時点ではまだはっきりしません。
もうちょっとお待ちください。 |