たいら六町目内科
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アイコン 高血圧症コラム

2008年5月 血圧とレニン-アンジオテンシン系

 3億年も昔、人間の祖先は海から陸に上がって生活するようになった
といわれています。
そのときに、体内を海水と同じような成分に保つためのしくみを
腎臓に作ったのです。
それがレニンーアンジオテンシン系といわれるものです。

 腎臓は体内のやナトリウム(塩分)の濃度が一定になるように、
ナトリウム(塩分)が足りない時は、レニンという物質を出し、
レニンはさらにアンジオテンシン、アルドステロンを刺激して、
ナトリウム(塩分)を吸収を促進します。
逆にナトリウム(塩分)が多いときは、レニンが出ないようにして、
ナトリウムを尿として体外に排出させます。
このように、体内の水分、ナトリウム(塩分)の調節のシステムが
血圧にも大きく関わっています。
また、ナトリウム(塩分)が増えると、一緒に水分も増加し、
血液量が増え、血圧が高くなるのです。

 3億年もの昔、私たちの体は、食塩の少ない陸上でも暮らせるように、
すぐれた腎臓のシステムで体内の塩分を保っていけるようなしくみを
作ったと言われているのですが、
現代の私たちは、必要以上に塩分を摂りすぎていることが多く、
結果として、高血圧を招き
さらに高血圧が心臓や腎臓に負担をかけている
という状態になってしまっているのです。

 健康な人でも、塩分は一日10グラム以下、
高血圧のある人なら7グラム以下になるようにといわれています。
加工食品のなかには塩分が含まれていることも多く、
知らず知らず塩分多めにとりがちなるので
高血圧の予防、治療のためには、
やっぱり、塩分の摂りすぎに気をるけることが大切です。

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