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高血圧コラム |
2007年11月高血圧と肥満
肥満のひとはそうでない人にくらべ、高血圧が3.5倍も多いといわれています。
その理由は、肥満の人は、内臓に脂肪がたくさんついており、
その脂肪が悪さをするのですが、
脂肪はインスリンというホルモンの効きを悪くする作用をするのです。
そのため肥満の人は高インスリン血症になっていることが多のです。
そして、インスリンというホルモンは
(一般的には血糖を下げるホルモンとして有名なのですが、)
ナトリウムを体に引き込むという働きをするのです。
ナトリウムを引き込む時一緒に水分も引き込むため、
血液の絶対量が増え、血圧があがるのです。
ですから、肥満のある高血圧の人は、
肥満を解消することにより、血圧も下がってくることが多いのです。
血圧の高い人で肥満のある人はぜひ体重をへらすよう頑張ってください。
薬もいらなくなるかもしれません!!
肥満の簡単なチェック
BMI(体格指数) を計算しましょう。
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長 (m)
BMI 18.5 未満 やせ
18.5以上 25未満 標準
25 以上 肥満
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